転職活動をしたけど、転職しないと決めた28歳・30歳の実体験を紹介します。
- 今の仕事をこのまま続けていていいのかな
- もっと自分に合う会社があるのではないか
- 周囲からお誘いももらったし、転職してみてもいいのかも…?
あなたも、こんな悩みはありませんか?
転職という選択肢が以前より身近になった今、そう感じて転職活動を始める人は多いと思います。
私自身も、28歳と30歳のときに転職活動をしました。
親族や友人から紹介を受けたことをきっかけに、求人を調べ、職務経歴書を書き、面接を受けました。30歳のときには、オファー面談まで進みました。
ただ、最終的に私が選んだのは転職ではなく、今の仕事を続けることでした。
転職先にまったく魅力がなかったわけではありません。それでも、「本気でここに行きたい」と思い切れなかったのです。
結論、転職活動をしても、転職しない選択はありです。
転職活動をしたのに転職しないのは、一見すると遠回りに見えるかもしれません。
でも、私にとっては無駄な時間ではありませんでした。外の会社を見ることで、今の仕事で得られている経験や人間関係の価値に気づけたからです。
そして何より、「自分はこれからどんな働き方をしたいのか」を見つめ直すきっかけになりました。
転職を勢いで決めることには注意が必要です。この記事が、転職活動をしたほうがいいのか、転職しなくてもいいのかと悩んでいるあなたの力になれば幸いです。
紅葉転職活動をしたからこそ、自分の本音に気づけました。


紅葉(もみじ)
自己分析と強み活用を軸に、
仕事・家庭・自分時間のバランスを
整える生き方を発信中。
- 自己分析好きの社会人
- 営業職歴7年目
- 新入社員の教育リーダー
- 2児のパパ
私の転職活動遍歴|28歳・30歳で外の選択肢を見た経験
私が本格的に転職活動を考えたのは、2024年の夏頃です。
親族から仕事の話をいただき、「今のままでいいのか」「別の環境に行けば、もっと成長できるのではないか」と考えるようになりました。実際に応募し、書類選考や適性検査にも進みました。
その後、すぐに転職を決めたわけではありません。むしろ、自分は何を求めているのかがはっきりしていないと感じました。その結果、選考は通過できませんでした。
そこで2024年から2025年にかけて、自己分析ツールを使いながら、自分の強み・価値観・これからのキャリアを整理しました。
そして2026年の夏、今度は友人から声をかけてもらい、別の会社の選考を受けました。カジュアル面談から面接を重ね、最終的にはオファー面談まで進みました。
転職先として魅力的な部分もありました。しかし、条件の内容や自分が働く姿を具体的に考えた結果、私はオファーを辞退しました。
親族や友人からの紹介を通じて、普段なら見なかった外の選択肢を知れたことは、大きな収穫です。
一方で、紹介してもらった会社だからといって、自分に合うとは限りません。年収や休日などの条件だけでなく、仕事内容に納得できるか、これから自分が大切にしたい生活と両立できるかも重要だと実感しました。
転職しないと決めた3つの理由
転職しないと決めた理由は、次の3つです。
- 現職で得られる経験や人間関係に、改めて価値を感じたから
- 条件も働く内容も大事だと気づいたから
- 「現状への不満」より「大事にしたい価値観」の整理が先だと気づいたから
順に紹介します。
現職で得られる経験や人間関係に、改めて価値を感じたから
転職しないと決めた理由1つ目は、現職で得られる経験や人間関係に、改めて価値を感じたからです。
転職活動を始めると、どうしても今の職場の不満に目が向きやすくなります。もちろん、今の仕事に不満がないわけではありません。忙しさや将来への不安を感じることもあります。
ただ、外の会社を見たからこそ、現職で積めている経験や、相談できる人がいる環境、人とのつながりは当たり前ではないと感じました。
転職先で得られるものだけでなく、今の職場で失うものも考える必要があります。その両方を比較したとき、今の環境でもう少し挑戦したいと思えました。
条件も働く内容も大事だと気づいたから
転職しないと決めた理由2つ目は、条件も働く内容も大事だと気づいたからです。
選考を進めるなかで、仕事内容や条件を確認する機会はたくさんあります。年収、休日、働く場所、仕事内容。どれも大切な条件です。
条件が悪くなくても、「ここで働きたい」と心から前向きになれるかどうかが重要です。反対に、「ここで働きたい」と思っても、家族との時間や子育てを大切にしたいという思いが叶わない条件なら、長く働き続けるのは難しいと感じました。
親族や友人から紹介してもらった会社であっても、自分自身がときめかなければ、長く働き続けるのは難しいかもしれません。転職は、誰かに勧められたからするものではなく、自分で納得して選ぶものだと感じました。
「現状への不満」より「大事にしたい価値観」の整理が先だと気づいたから
転職しないと決めた理由3つ目は、「現状への不満」より「大事にしたい価値観」の整理が先だと気づいたからです。
転職活動を始めた頃の私は、「今のままでいいのか」という不安が先にありました。
でも、自己分析を進めるうちに、不満だけで転職先を探すと判断がぶれやすいと気づきました。
自分にとって大事なのは何か。仕事でどんな強みを活かしたいのか。家族との時間や自分の時間を、どのように守りたいのか。
こうした価値観が整理できていない状態では、求人を見ても「どこが自分に合うのか」を判断できません。転職するかどうかの前に、まず自分が目指したい働き方を決める必要がありました。
転職しない判断に役立ったこと2選
転職しない判断に役立ったことは、次の2つです。
- 転職活動に関する勉強
- 自分自身の自己分析
順に紹介します。
転職活動に関する勉強
転職しない判断に役立ったこと1つ目は、転職活動に関する勉強です。
転職活動では、求人を見るだけでなく、職務経歴書を書いたり、面接を受けたりします。
これらを経験したことで、自分が今までどんな仕事をしてきたのか、どんな経験が社外でも通用しそうなのかを棚卸しして考えることができました。
また、求人を見ていると、自分が興味を持てる仕事や、逆にあまり惹かれない仕事も見えてきます。
転職活動は、必ずしも転職するためだけのものではありません。自分の市場価値や、世の中にどんな選択肢があるかを知る機会にもなります。
だからこそ、今すぐ転職する気がなくても、求人を眺めたり、キャリアについて勉強したりすることには意味があると思います。
自分自身の自己分析
転職しない判断に役立ったこと2つ目は、自分自身の自己分析です。
転職活動を通じて、最も役立ったと感じたのは自己分析です。
自己分析をしたことで、次のようなことを考えられるようになりました。
- 自分は何を大事にして働きたいのか
- 仕事・家庭・生活のバランスをどうしたいのか
- どんな環境で力を発揮しやすいのか
- これから増やしたい時間、減らしたい負担は何か
転職先を探す前に、自分の軸を整理しておくと、求人を見るときや面接を受けるときの判断がしやすくなります。
自分の価値観や強みを整理したい人は、社会人向け自己分析ツール5選も参考にしてみてください。
転職活動を始める前に、「どこを目指すか」を決めよう
転職は目的ではなく、あくまで手段です。
「今の職場が嫌だから」という理由だけで転職すると、次の職場でも同じような迷いを抱えるかもしれません。
もちろん、心身に負担がかかる職場や、明らかに改善が見込めない環境から離れることは大切です。
一方で、すぐに転職するべきか迷っているなら、まずは立ち止まって考えてみてほしいです。
- 自分にとって譲れない条件は何か
- 今後、どんな経験を積みたいのか
- どんな強みを活かして働きたいのか
- 家族や自分の時間を、どのように守りたいのか
この答えが見えてくると、今の会社に残るべきか、異動を目指すべきか、転職するべきかを考えやすくなります。
転職活動を始めること自体は悪いことではありません。外の選択肢を見ることで、今の仕事の価値に気づくこともあります。
大切なのは、転職することをゴールにしないことです。
まとめ|転職しない選択も、前に進むための選択
私は28歳と30歳で転職活動をしましたが、最終的には転職しない選択をしました。
しかし、転職活動をしたからこそ、今の仕事で得られているものや、自分が本当に大切にしたい価値観が見えてきました。
転職活動をした結果、転職しないと決めても無駄ではありません。外の選択肢を見ることは、自分の本音や、今の仕事の価値を知るきっかけになります。



「このままでいいのかな」と悩んでいるなら、いきなり転職先を決める必要はありません。まずは自己分析をして、自分がどこを目指したいのかを整理するところから始めてみてください。









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