- 20代後半、業務量が増え、残業が増えてきた。
- 結婚し、子どももできた今、仕事は楽しいけど子育ても頑張りたい。
- 仕事と家庭、プライベートを充実させるにはどうしたらよいか。
そんなときに本屋を歩いていたら1つ参考になる本を見つけました。
「デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか」
- デンマークでは午後4時の時点でオフィスは空っぽ。
- 午後4時以降は両親は子育てや家族との時間を堪能している。
- そんな国民性でも、国全体を見たら「幸福度の高い国」「国際競争力1位(2022、2023年)」「デジタル競争力1位(2022年)」。
ワークライフバランスの面でも、ビジネスの面でも競争力が高いのが特徴です。
妻や子ども、両親との時間も大事にしたい。
でも仕事でも結果を出したい。
正直、自分のための本と感じました。
そこで今回は本書を読んで自分が感銘を受けたデンマーク人の考え方や取り組み方を紹介します。

同じように悩んでいる人にはぜひ読んでほしいな!


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「デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか」ってどんな本?





すいません、そもそもこの本はどんな本なのでしょうか?
本書はタイトルの通り、「デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか」について深堀りしている本です。
- そもそもデンマークとはどんな国なのか。
- デンマークの人が国際競争力ランキングで1位を実現しているためにどんな働き方をしているのか。
働き方について「時間」「人間関係」「仕事観・キャリア観」を通して解説してくれます。
前提の確認〜そもそもデンマークってどんな国?〜





そもそもデンマークってどんな国なんですか?
簡単に言えば、幸福度の高く、国際競争力の高い国です。
デンマークの面積は九州程度、人口は約590万人(千葉県くらい)の小さな国ですが、幸福度・貧困率の低さ・格差の小ささ・汚職率の低さ・デジタル化・国際競争性など、社会的な国際ランキングで上位を取っています。
「デジタル先進国」「ビジネス効率性の高さ」など、時代に対応したツールや働き方を行い、仕事で結果を出し、その結果「国際競争力」では2022、2023年に1位を取っています。(日本は2022年34位 2023年35位)
そんなデンマークですが仕事面で結果を出すだけでなく、ワークライフバランスも大事にしており、子育てにも仕事にも夫婦で取り組んでいます。
夫婦ともにフルタイムで働き、16時になったら即帰宅。
夫婦揃って家族時間を過ごし、快適な暮らし作りや休暇を楽しんでいるようです。



なんて理想的な世界なのでしょう!



仕事も家庭も両方勝ち取ってる感じに憧れるよね。
デンマーク人の考え方で紅葉が感銘を受けた項目5選





仕事も家庭も理想的な生き方ができているのはなぜですか?
結論、デンマーク人の働き方、そしてその根底となる「モノの考え方」が日本と違うからです。
本書を読んで改めて考えてみると日本の考え方と違うなと感じるところがいくつもありました。
今回はその中でも5つに絞って紹介します。
- 働き方は「大切にしたいもの」で決まる(p63)
- お互いの「タイパ」を尊重するムリしない、ムリさせない環境作り(p73)
- プライベートライフを守る「覚悟」(p101)
- 「失敗してもいい」から挑戦できる(p153)
- デンマークがめざす「適材適所のマッチング」(p254)



この5つは感銘受けたし、自分の人生に入れていきたいな。
①働き方は「大切にしたいもの」で決まる





「大切にしたいもの」ってなんですか?
これは「自分がこの人生で何を大事にして生きていきたいのか」になります。
本書の著者がデンマーク人にインタビューをしたところ、「芯がある」という印象を持ったそうです。
- 人生で一番大事なことは楽しむこと。新しい人に出会うこと。
- 子どもがこの家を出ていく前にできるだけ一緒に過ごして対話したい。
- 満足感があればよい。友人や子どもが僕の喜び
- 人生で大事なことは、僕自身が元気でいること。健康な身体で、喜びを感じて生きていたい。
- どんな質問に対しても「わからない」で終わらせず、きちんと言語化しようとする。
- その背景には自分にとって大事なものが何かをわかっている。
- 大切なものを守るために、優先順位をつけ、優先順位の低いものはバッサリ切り捨てる覚悟。
この自分にとっての「芯」があるかどうかで働き方は変わるんだと痛感しました。



君はなにのために働いているのかな?
②お互いの「タイパ」を尊重するムリしない、ムリさせない環境作り





「ムリしない、ムリさせない」ってなんですか?
これは自分の大切なプライベートの時間を守ることと同じように、
会社の同僚や部下、取引先の人もプライベートの時間を大切にできるような環境を作る考え方です。
デンマークでは次のような働き方をしているようです。
- 仕事は午後4時で終わらせ、各自プライベートの時間を堪能する。
- 「仕事の付き合いで仕方がなく」の飲み会のような勤務時間外の交流はしない。
- イベントや会議は必要最低限の人数で実施する。
- 組織は基本少人数、意思決定のスピードは早く行う。
このように自分も相手も午後4時に帰り、プライベートの時間を過ごせるように働こうとすると、勤務時間中は時間を意識し、お互いに負荷がかかることを自然と避けるようになります。
正直、やろうと思えば時間をかけて取り組みがちですし、相手の時間を考えずに依頼や指示をしてしまいがちです。
ただ時間を意識することで、「それだけの時間をかけて取り組むことなのか」「そもそも本当にこの作業は必要なのだろうか」と考えるようになります。
自分がムリしない働き方を。そして相手にムリをさせない働き方を。
皆が良い時間を過ごせるような働き方がしたいと感じるキッカケになる項目でした。



あなたはムリしていないかい?
また、周囲にムリをさせてないかい?
③プライベートライフを守る「覚悟」





「覚悟」…。
なんか強い言葉ですね。
正直、仕事を真面目に取り組んでいると終わりが見えません。
1つ片付けるとその裏に多くのタスクが見つかり、キリが良いところまでと考えると結果夜21時近く…。
だらだら時間をかけて残業をしてしまうと、次のようなものを失います。
- 恋人、家族との時間
- 子どもとの時間
- リフレッシュするプライベートの時間
- 成長のための学習時間
- 体力を回復する睡眠時間
人間関係や健康面に影響が生まれ、最悪の場合、離婚の危機や体力不良になってしまいます。



2児の父として、ここは避けたいよね。
そこで大事になる考えが、プライベートライフを守る「覚悟」です。
「覚悟」が決まれば「行動」がかわります。
- 帰宅する時間を決める
- 退社時間に合わせて昼食時間やフレックスタイムを活用し、仕事に取り組む
- 午後4時までに終わらない仕事は夜や翌日の早朝に片付ける
自分の大事な時間を手に入れるために、覚悟を決めて行動していこうと気がつくキッカケになりました。



自分も子どもが寝てる21:00以降や早朝に巻き返しながら、自由を勝ち取りにいくよ。
④「失敗してもいい」から挑戦できる





失敗を怖いと感じてしまうんですが大丈夫なんですか?
著者はデンマークの人は『石橋を「造りながら」渡る』と例えています。
日本人は『石橋を「叩いて」渡る』
目的地に向け、失敗をしないように向かうために用意周到に準備をし、完璧をめざして進む。
そのためクオリティは高いが失敗を恐れるようになって自発的に行動ができなくなっています。
とはいえ世の中、なんでもやってみないとわからないことだらけ。
百聞は一見にしかずで実際にやって見たほうが感覚がつかめることも多いです。



失敗を恐れず行動してわかることあるよね。
自分としてもぜひ子どもたちや部下には何事も挑戦して「失敗してもいい」環境で挑戦してほしいと考えています。
そのために大事になってくるのがリーダーの立場である自分が「失敗」に対して寛容であることが大事。
- 失敗は当たり前という環境を作る。
- 失敗したときに報告しやすい雰囲気を作る。
- 信じて任せる。でも致命傷は防ぐ。
2児の父として。いずれ起業したい会社員として。
そんな環境づくりをしたいと感じる項目でした。



失敗に寛容な社会にしたいよね。
⑤デンマークがめざす「適材適所のマッチング」





適材適所のマッチングってなんですか?
デンマークでは「適材適所」という考え方を大事にしています。
- 自分の得意分野を活かせば、成果を出せる。
- それぞれが適材適所の仕事につければ、社会全体の生産性が上がる。
- 各々の得意分野をはっきりさせ、自分の得意を活かせるキャリアを見つけ、仕事を楽しく取り組むことで、プライベートも楽しく過ごせる。
そんな国民が適材適所の職に就けるようにサポートする仕組みが整ってきているのがデンマークになります。
正直日本ではなんでも屋が重宝されていた気がします。
新卒一括採用で就職活動し、向き不向きもわからぬまま総合職として就職し、部署を移動したりしながら苦手なことでも取り組みながら人生を過ごしています。
自己分析や自己理解を学び深めていく中で、一人ひとり個性や強み弱みは違うなと感じています。
ただ自分の強みや弱み、価値観を理解できてない人が多くいる。
現状の職場で求められていることと強みの乖離があり、仕事を楽しめていない。
そんな人が多い。
この項目を読んで、自分も「適材適所のマッチング」ができる人になりたいと感じました。
- 自分自身、自己分析をして自分の個性、好き、価値観を知る。
- 親の立場として、子どもたちの個性や強みを知り、興味のあることに挑戦できる環境を作る。
- 上司の立場として、部下が活躍できる、苦手は皆でフォローできるような環境を作る。
「適材適所」にマッチングできるように学び続けていきます。



君は自分の得意分野の活かせる環境を勝ち取れているかい?
いいなと思った人にやってほしい事:自分の「大切にしたいもの」を考えてみる。





時間の使い方について考えるキッカケになりました!
自分の場合を考えようとしたときに、どんなことから考えたらいいですかね?
「デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか」の内容がいいなとおもったなら、ぜひ自分の「大切にしたいもの」を考えてみてほしいです。
「あなたはこの人生で何を大事にして生きていきたいですか?」
自分は人生の目的を次のように立てました。
経済的にも健康的にも成功し、自分だけでなく家族、仲間、周囲の人を幸せにし、いろんな体験をしながらこの世の富を謳歌する。
この目標を立てたところ、逆算が始まり、
- お金や健康に関する情報収集
- 他社貢献思考
- 家族や友人、未知なるものに対する行動力
が増した気がします。



ぜひあなたの「この人生で何を大事にして生きていきたいか」も教えて下さい!
まとめ:デンマークの良いところを自分の日常に活かそう!


今回は仕事は楽しいけど残業が増えてきた。子育ても頑張りたい。どうしたらよいのだろうと悩んでいたとき本屋を歩いていたら見つけた本。
「デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか」について紹介しました。
本書はかなり学びの多い本で、デンマーク人の働き方に憧れました。
- 働き方は「大切にしたいもの」で決まる(p63)
- お互いの「タイパ」を尊重するムリしない、ムリさせない環境作り(p73)
- プライベートライフを守る「覚悟」(p101)
- 「失敗してもいい」から挑戦できる(p153)
- デンマークがめざす「適材適所のマッチング」(p254)
特にこの5つは感銘受けたし、自分の人生に入れていきたいです。
同じように仕事も家族も大事にしたいあなたの一助になれば嬉しいです。
以上!
1位 | 2位 | 3位 |
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