29歳、妻子ありの今。得たい成果のためにも諦める勇気が求められている。

そんな人生の岐路にいる20代後半のあなたへ、諦める勇気の大事さについて紹介します。

20代後半になると、仕事・夫婦関係、子育て・プライベートでやりたいこと、やらないといけないこと。

多くの出来事が発生し、選択肢に押しつぶされそうな時がありますよね。

結論、得たい成果のためには「諦める勇気」が必要になってきます。

仕事、家庭、自分自身を大事にしたいと考えたとき、何かは諦める必要がある。

結論、すべてを完璧に手に入れるのは難しいからです。

1日は24時間です。

その中で睡眠や食事といった生きるための時間を除き、仕事や家庭、プライベートの時間を割り振っていきます。

上限が決まっている以上、どこかの時間を長くつかうと、どこかの時間は減ってしまいます。

何かを大事にしようとしたら、何かの時間は減ってしまいます。

そのためどうしてもどこかを諦める必要が出てきます。

【注意】とはいえ仕事・家庭・自分の時間。どれかを犠牲にする必要はない。

結論、仕事・家庭・自分の時間。どれかを犠牲にする必要はありません。

仕事だけを優先し、家庭や自分の時間を優先しなかったら、待っているのは離婚や無気力の仕事マシーンかもしれません。

家庭だけを優先し、仕事や自分の時間を優先しなかったら、待っているのは貧困や老後の生きがいを失うかもしれません。

自分の時間だけを優先し、仕事や家庭を優先しなかったら、待っているのは貧困や夫婦仲の悪化、離婚になりかねません。

つまり幸せになるためには、バランスを意識しつつ、大事なところ以外は諦める勇気が必要になってきます。

諦める勇気に重要なのは価値観をもとにした優先度

結論、諦める勇気に重要なのは価値観をもとにした優先度になります。

ぜひあなた自身が大事にしたいことを決め、そこに関係の無い事象については取り組まないと決めていきましょう。

何を大事にしたいか。目的を決め、目的に沿わない事象に対して諦める勇気を持ってやらないと決めていきましょう。

ここで諦めることを決める上で大事にしたいのが「影響の輪」についてです。

「影響の輪」の範囲を考え、自分に集中し、他者については諦める

影響の輪とはスティーブン・R・コヴィー博士の著書『7つの習慣』で提唱された概念で、自分自身が直接的または間接的に影響を与えたり、コントロールできたりする事柄の範囲を指します。

これに対し、天気のように自分でコントロールできない事柄は「関心の輪」となります。

諦める際に意識したいのが、その事象が影響の輪の中か、外かについてです。

仕事の面で、仕事の進め方について決めるのは自分自身ですが、業務内容や割り振りについては裁量権を持っていないことも多いと思います。

家庭の面で、自分の家事分担について決めるのは自分自身ですが、パートナーや子どもがどんな行動、言動をするかについてはコントロールできないことが多いです。

実例：紅葉が価値観をもとにした優先度で決めたやらないこと

過去、自分はワークを受け、「人生の目的」や「やりたいこと」について考えたことがあります。

結果、下記のような人生の目的、やりたいことが見つかりました。

2025年の現在、本業ではメーカーの営業職

家庭では専業主婦の妻と子どもが2人

この環境で今の自分は次のことを諦めました。

諦めたこと１：ここ３年間、共働きで稼ぐこと。

諦めたこと１つ目はここ5年間、共働きで稼ぐことです。

結婚し、子どもに恵まれた際に妻のメンタルが悪化したことがあります。

いわゆる産後うつ状態です。

妻のメンタル面を考えたときに、今働くのはより悪い状態になる。

そのため第二子が幼稚園に上がるまでは共働きを諦め、１馬力で家計を支えていきます。

諦めたこと２：育児をすべて任せること

諦めたこと２つ目は家事、育児をすべて任せることです。

妻が専業主婦とはいえ、子どもとずっと一緒になるとしんどくなってしまうもの。

自分自身も自立して子育てできるようになりたいし、かまってくれるのも今だけと考えたとき、

仕事の時間をあきらめてでも、子どもとの時間を優先するように決めました。

諦めたこと３：夜19〜21時に仕事をすること。

諦めたこと３つ目は夜19時以降に職場で残業をすることです。

家族や自分の時間を確保しようとしたときに、意識したのが仕事の終わりです。

やろうと思えば19時以降も残業できますが、そうすると子どもの時間は手に入らないし、妻との時間も堪能できません。

夜残業は諦めて、早朝や寝かしつけ後の時間を大事にすると決めました。

仕事、家庭、自分自身のバランスは都度変えていけばよい。

結論、仕事、家庭、自分自身のバランスは都度変えて大丈夫です。

その時その時で業務量は変わってきます。

• 仕事も繁忙期になれば残業もするし、
• 子育てで忙しくなれば仕事は調整するし、
• 自分自身のやりたいことが見つかれば、やりたいことのために時間を作ります。

短期的には癇癪気味の子どもに悩んでいても、

長期的に見れば学校に通い自分から友人優先になっていきます。

短期的にも長期的にもその都度その都度バランスを変えて取り組んでいきましょう。

まとめ：30代に向けて、諦めることを決めていこう。

今回は人生の岐路にいる20代後半のあなたに向けて、諦める勇気の大事さについて紹介しました。

20代後半になると、仕事・夫婦関係、子育て・プライベートでやりたいこと、やらないといけないこと。

多くの出来事が発生し、選択肢に押しつぶされそうな時があると思います。

そんなとき、得たい成果のためには「諦める勇気」が必要になってきます。

諦める勇気に重要なのは価値観をもとにした優先度になります。

ぜひあなたの価値観に合わせて、その時に優先したいことを大事にし、優先度の低いことは諦めて取り組んでいきましょう。