- 職場でのキャリアや働き方にもやもや…。
- 夫婦関係や子育てのことでもやもや…。
- そもそも自分自身の内面にもやもや…。
このもやもやした悩み…。
実はあなた自身の軸がないことによって起きているかもしれません。
今回はそんなもやもやを抱える20代後半のあなたへ、
軸がないことでどんなことに悩むのか、軸ができるとなぜ悩みが解決するのかについて解説します。
若葉仕事も家庭も、毎日一生懸命こなしているのになぜか「このままでいいのかな?」というもやもやが消えない。
職場では「もっと成果を出さなきゃ」と焦りながらも、家では「もっと家族との時間を大切にしたい」と思ってしまうんですよね。



わかる。
気づけばどちらも中途半端になってしまう…。
そんなふうに感じたこともあるよね。
実はその“もやもやの正体”、「自分の軸」がないことによって起きている可能性があります。
軸がないと、仕事・家庭・自分のどれを取っても「他人基準」で判断してしまい、どんなに頑張っても納得感を得にくい状態が続いてしまいます。
逆に、自分の価値観や強みといった「軸」が明確になると、どんな選択をしても“自分で選んだ”という確信が持てるようになります。
ここでは「軸がないことでどんな悩みが起きているのか」そして「軸ができるとなぜ生きやすくなるのか」を整理していきます。
まずは、“あなたの中のもやもや”を言語化するところから始めてみましょう。




紅葉(もみじ)
自己分析と強み活用を軸に、
仕事・家庭・自分時間のバランスを
整える生き方を発信中。
- 自己分析好きの社会人
- 営業職歴7年目
- 新入社員の教育リーダー
- 2児のパパ
まずはチェック|軸がない人によくある“日常のサイン”





自分って軸無いんですかね?ちょっとよくわからなくて…。
あなたはこんな日常を過ごしていませんか?
- SNSやYouTubeで「転職・副業・FIRE」などの動画をつい漁ってしまう。
- 上司や同僚の愚痴を言っても、結局自分がどうしたいのかわからない。
- 朝、会社に向かう電車で「これをあと何年やるんだろう」と考える。
- 休日も「何か生産的なことをしなきゃ」と落ち着かない。
- 妻や友人に「なんか疲れた」と言っても、具体的な理由が出てこない。
- 頭では「感謝しなきゃ」と思っても、心がついてこない。
- ふと鏡を見たとき、「誰の人生を生きてるんだろう」と感じる。
もしかしたら、その“なんとなくの疲れ”は「自分の軸」が曖昧なサインかもしれません。
軸がないと起きる仕事に関する悩み





軸がないとどんな悩みが生まれるのでしょうか?
軸がないことでどんな悩みが起きているのか。
仕事でいうと下記のような悩みが生まれています。
- 転職したいけど、何がしたいかわからない
- 今の仕事にやりがいを感じない
- 家族の時間を取りたいのに残業が減らせない
- この会社で続けていくか迷っている
順に解説します。
転職したいけど、何がしたいかわからない
軸がないと、転職したくても「何をしたいのか」がわからなくなります。
やりたい仕事よりも、「今より条件が良いか」「人間関係が良さそうか」で判断しがち。
その理由は、“自分が何を大事にしたいのか”という基準がないまま、「今の不満」だけで行動してしまうから。
結果、転職しても今と同じような悩みにぶつかることになります。
たとえば、あなたが営業職で「もう少し自由に働きたい」と思い転職したとします。
でも実際は「自由=責任が増える働き方」で、むしろストレスが増えてしまうケースもあります。
これは「自分にとって自由とは何か?」が整理されていないまま選んでいるサインです。



転職サイトで条件ばかり見てた時期があったけど、結局“どんな働き方がしたいか”を考えてなかったんだよね。
今の仕事にやりがいを感じない
軸がないと、どんなに仕事を頑張ってもやりがいを感じにくくなります。
“自分にとってのやりがい”が曖昧なまま働いていると、周囲の基準で評価を追ってしまいがちです。
本当は「人に喜ばれること」や「成果が数字で見えること」が嬉しいタイプでも、
「もっと責任あるポジションを目指さなきゃ」と焦ってしまう。
結果として、評価されても「何か違う…」と感じやすくなります。
たとえば営業職なら、自分のやりたいことと相違してる環境で、なんとか目標達成しても達成感が薄く、「この努力は何のためにしてるんだろう」と感じてしまうかもしれません。



結果は出してたけど、心から“楽しい”と思えたことは少なかったなぁ。
家族の時間を取りたいのに残業が減らせない
軸がないと、「仕事と家庭、どっちを優先すべきか」でいつも迷いが生まれます。
頭では“妻や子供達との時間を大切にしたい”と思っていても、実際の行動は“上司や同僚の目”を優先してしまう。
その理由は、「何を大事にするか」という価値観の優先順位が曖昧だから。
だからこそ、どちらを選んでも罪悪感が残るんです。
たとえば、子どもの寝顔を見ながら「今日も残業で顔を見られなかったな」と感じる。
でも翌日、早く帰ると「仕事をサボってる気がする」と落ち着かない。
これが“軸のない働き方の疲れ方”です。



子どもと過ごしたいのに、“帰ります”って言えない自分に一番ストレス感じてた。
この会社で続けていくか迷っている
軸がないと、今の職場に「残る理由」も「辞める理由」も曖昧になります。
なんとなく不満を持ちながらも、なんとなく続けて働き続けてしまう…。
理由は、「自分が何を求めて働くのか」を言語化できていないから。
優先順位が曖昧になり、“会社の方向性”と“自分の価値観”を比べることができず、
「ここでいいのかな…」という状態が続きます。
たとえば、「安定してるから」と残り続ける一方で、
「もっと自分らしく働きたい」という気持ちも消えない。
どちらが正しいのか判断できず、心の中でずっと揺れてしまうんです。



優先順位が曖昧で、今の会社で頑張る理由も、辞める理由も、どっちも中途半端だった。
軸がないと起きる家庭に関する悩み





自分の軸って大事ですね。
軸がないと家庭面も悩みが生まれるのですか?
軸がないことでどんな悩みが起きているのか。
家庭でいうと下記のような悩みが生まれています。
- 妻との会話が「育児とお金の話」ばかりになってきた。
- 将来的にどんな家庭を築きたいのか、具体的なイメージが持てない。
- 家族との時間を大切にしたいのに、仕事で犠牲にしてしまう。
順に見ていきましょう。
妻との会話が「育児とお金の話」ばかりになってきた
軸がないと、夫婦の会話が“日々の課題共有”ばかりになります。
「育児どうする?」「今月の支出どうする?」と、まるで“家庭の運営会議”のようになってしまうんです。
その理由は、「夫婦で何を大事にしたいか」という価値観の共有が薄れていくから。
目の前のタスクをこなすうちに、“自分たちはどう生きたいのか”という本音の部分が置き去りになります。
たとえば、久しぶりの夫婦の会話も「保育園の準備」「光熱費の値上がり」「自分に対する苦言」の話ばかり。
気づけば、感謝やねぎらいの言葉が減り、「一緒に笑う時間」も減ってしまいます。



会話が全部“業務連絡”みたいになってた。
気持ちを話す時間、いつの間にかなくなってたんだよね。
将来的にどんな家庭を築きたいのか、具体的なイメージが持てない
軸がないと、「どんな家庭をつくりたいか」がぼんやりしたまま時間が過ぎます。
“なんとなく仲良く過ごせればいい”と思いながら、気づけば日々の生活に流されてしまう。
理由は、「家族の幸せ」をどう定義するかが人によって違うから。
たとえば、「子どもとの時間を大切にしたい」と思う人もいれば、「安定した生活基盤を整えたい」と思う人もいる。
そこを言語化せずにいると、夫婦で微妙なズレが生まれていきます。
たとえば、妻は「家でゆっくり休みたい」と感じているのに、
夫は「たくさん外で遊びたい」と思っている。
お互い“家族のため”なのに、進む方向が違ってしまうんです。



どう子育てをして、どういった老後を過ごしたいのか、話してみると進みたい方向の違いを知れたよ。
家族との時間を大切にしたいのに、仕事で犠牲にしてしまう
軸がないと、「家族の時間を取る=仕事をサボる」というように感じてしまいます。
結果として、家族を大切にしたい気持ちがあるのに、行動が伴わない。
理由は、“自分の中での優先順位”が明確になっていないからです。
「どこまで頑張ればいいのか」「どこで区切りをつけるのか」が決まっていないため、
結局、会社や周囲の期待を優先してしまうんです。
たとえば、子どもが寝る時間に帰りたくて時計を見るけど、
上司の一言で「もう少しだけ頑張るか」と残ってしまう。
帰宅後に「今日も間に合わなかった…」と自己嫌悪になる。
これも軸がないことで起きる“心のブレ”です。



“家族を大事にしたい”って思ってたのに、仕事優先の癖が抜けなかった。
気づいたら1年があっという間だったよ。
軸がないと起きる自分自身に関する悩み





軸ができれば自分自身のもやもやも解消するのでしょうか?
軸がないことでどんな悩みが起きているのか。
自分自身のことでいうと下記のような悩みが生まれています。
- 自分が何をしたいのかわからない
- 努力してるのに満たされない
- 周りと比べて焦ってしまう
順に見ていきましょう。
自分が何をしたいのかわからない
軸がないと、「やりたいこと」がわからなくなります。
“とりあえず今の仕事を頑張る” “安定した生活を目指す”といった、表面的な目的で動いてしまうからです。
理由は、「何を大切にしたいか」が言語化されていないから。
軸がないと、自分の“選択の基準”が外側に向きやすくなります。
たとえば「上司が言うから」「世間的に良いから」といった他人の価値観に引っ張られてしまうんです。
「今の仕事、悪くはないけど楽しくもない」「転職も考えるけど何がしたいかはわからない」
そんな“どこか満たされない日々”を過ごしているかもしれません。



“やりたいことがない”って悩んでたけど、実は“自分が大事にしたいもの”を知らなかっただけだったんだ。
努力してるのに満たされない
軸がないと、どれだけ頑張っても満たされにくくなります。
目標を立てても「本当にこれでいいのか?」という迷いが常につきまとうからです。
理由は、“成果”ではなく“納得感”が欠けているから。
人は本来自分の価値観に沿って行動できたときに、最も幸福を感じるもの。
軸がない状態では、頑張っても「誰かに評価されるための努力」になりがちです。
たとえば、毎日遅くまで仕事を頑張っているのに、
「なんでこんなに疲れてるんだろう」「自分の時間がない」と感じてしまう。
それは、努力の方向が“自分の軸”ではなく“他人の期待”に合わせているからです。



“頑張ってるのに満たされない”のは、自分の心の声を置き去りにしてた証拠だったね。
周りと比べて焦ってしまう
軸がないと、常に“他人の人生”と比べてしまいます。
同僚の昇進、友人の転職、SNSでの誰かの成功…。
自分のペースを見失い、「自分は遅れてる」と焦る気持ちに飲み込まれてしまうんです。
理由は、“自分の軸”がないと“他人の物差し”が基準になるから。
誰かの成功が自分の失敗のように感じてしまうのは、
「自分は何を求めて生きたいのか」が明確でないからです。
読者の場合も、
同年代の友人が家を買ったり転職したりするたびに、
「自分も何かしなきゃ」と思いながら、具体的な行動に移せずモヤモヤしている。
そんな焦燥感を感じたことがあるのではないでしょうか。



比べてる時って、いつも“自分の人生”を見てなかった。
誰かの正解ばかり探してたんだよね。
まとめ|悩みの本質は「選択肢が多すぎて、判断軸がないこと」


今回は「軸がないことでどんな悩みが起きているのか」そして「軸ができるとなぜ生きやすくなるのか」を整理していきました。
仕事・家庭・自分。
どれも大切にしたいと思うからこそ、迷いが生まれます。
これはあなたが真剣に生きている証拠です。
でもその迷いを放置してしまうと、「自分は何をしたいんだろう?」という思考のループにハマってしまいがち。
だからこそ、まずは“自分の軸”を見つけることが大切になります。
自分の軸ができると、
・仕事での判断がブレにくくなる
・家庭での役割を納得して担える
・自分の幸せを他人と比べなくなる
といった変化が少しずつ起きていきます。
そんな「軸」を見つける第一歩として、自己分析がオススメです。
ぜひ自分の軸に興味をもったなら、自己分析に取り組んでいきましょう。











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