- 入社数年。若手社員になった今、後輩の教育係に任命された。
- 教育係をするからにはしっかり後輩を育て上げたい!
- とはいえ自分の仕事もあるしどう取り組んだらいいのだろう?
今回はそんな教育係になった若手社員のあなたへ、後輩へ仕事を教えるときに絶対やってはいけないことを紹介します。

今回初めて教育係に任命してもらいました!
とはいえ何をしたらいいのかわからず…。



そうなんだね!初めて教育係になったなら、後輩へ仕事を教えるときに絶対やってはいけないことを知っておくといいよ!
後輩へ仕事を教えるときにやってはいけないことは、結論次の5つです。
- 応用編から教えてしまう
- 一方的に教えてしまう
- 1回教えたら大丈夫と思ってしまう
- 新人の失敗の機会を奪ってしまう
- 1人で仕事を抱え込んでしまう
そもそも教育係には、新人が安心して学び、自分の力で行動できるようになるまでのサポート役になることが求められています。



ぜひ自分の新人時代を思い出しながら、自分も後輩も嬉しい関わり方をやっていこう!
ミイダスの「コンピテンシー診断」は、自分の得意な行動パターンや部下との相性を客観的に知ることができます!





ぜひ自分を知り、部下との相性を確認してみましょう!
\無料で診断!/


紅葉(もみじ)
「強み得意で一点突破」を軸に
自己分析に関する情報を発信中!
- 自己分析好きの社会人
- 営業職歴7年目
- 新入社員の教育リーダー
- 2児のパパ
そもそも教育係の役割は何を求められている?





「後輩に仕事を教えて」と任されたけど、具体的に何をすればいいのか分からない…。
そもそも、“教育係の役割”って何なのでしょうか?
結論、教育係に求められているのは、「新人が安心して学び、自分の力で行動できるようになるまでのサポート役」になることです。
教育係は単に仕事の手順を伝える「インストラクター」ではありません。
新人が 自分の頭で考えて動けるようになる までの「伴走者」としての関わりが大切です。
たとえば、仕事のやり方を教えるときも、「こうやるんだよ」と一方的に伝えるのではなく、
- 「なぜそうするのか」
- 「どんな場面で応用が効くか」
を含めて教えることが必要です。
また、新人が失敗したときも頭ごなしに叱るのではなく、「なぜミスしたのか?」「どう改善できそうか?」を一緒に考える姿勢が、信頼関係を育みます。
つまり教育係は、「新人の自走力」を育てることが役割です。
完璧な先輩でなくても大丈夫で、大切なのは寄り添いながら導くスタンスになります。



教育係は、“教える人”ではなく、“育てる人”。「できるようになる」までの寄り添いが求められているね。
後輩へ仕事を教えるときに絶対やってはいけないこと5選





ちゃんと教えてるはずなのに、なかなか成長しないんですよね…。
自分も仕事があり、なんだか苦しくなってきました。
もしかしたら、あなたの教え方に落とし穴があるのかもしれません。
ここでは教育係としてやってしまいがちなNG行動を5つ紹介します。
- 応用編から教えてしまう
- 一方的に教えてしまう
- 1回教えたら大丈夫と思ってしまう
- 新人の失敗の機会を奪ってしまう
- 1人で仕事を抱え込んでしまう
順に紹介します。
後輩へ仕事を教えるときに絶対やってはいけないこと①:応用編から教えてしまう


後輩へ仕事を教えるときに絶対やってはいけないこと1つ目は、応用編から教えてしまうことです。
結論、基礎ができていない状態で応用を教えても、理解が追いつかず混乱させてしまいます。
新人はまだ業務全体の流れや用語も把握していません。
そこに応用的な考え方や特例パターンを持ち込むと、基本との違いが理解できず「仕事って難しい…」という気持ちにさせてしまいます。
例えるなら発注業務を教える際に、通常の流れをすっ飛ばして「在庫がこうなった場合はイレギュラー処理で〜」と説明し始めるようなものです。
若手社員であるあなたはわかっているかもしれませんが、基礎基本を知らない新入社員にはそもそも在庫はどう動いている?と疑問だらけになってしまいます。
対策としては、まずは基本ルール・一連の流れをしっかり教えることが大事です。
その上で、「応用パターンもあるけど、今はまず基本だけでOKだよ」と安心させることで余裕を持って学ぶことができます。



まずは基礎ができるようになることが何より大事。
応用は、その先でいいよ。
後輩へ仕事を教えるときに絶対やってはいけないこと②:一方的に教えてしまう


後輩へ仕事を教えるときに絶対やってはいけないこと2つ目は、一方的に教えてしまうことです。
結論、相手の理解度を無視した説明は、記憶にも残らず定着しません。
知識を伝えようとしているのはわかりますが、一方的に話すだけでは相手の頭の中にどれだけ入っているのか把握できません。
また、新人が「質問しづらい」と感じてしまい、わからないまま後回しになる可能性も高くなります。
例えば「この資料はこうやって作るから、次回から自分でやって」と説明して終わり、確認も質問もないようなものです。
何が正解で何がダメかわからないまま作り、その結果を教えてもらえない場合、ミスしていてもそのままになってしまいます。
そして大きな問題になったとき、そのミスが発覚してしまいます。
対策としては、教えたあとに「ここまででわからないところある?」「実際にやってみて」と声をかけ、双方向のやりとりを大切にすることが大事です。



教えることは“話すこと”じゃなく、“伝わること”がゴールだよ。
後輩へ仕事を教えるときに絶対やってはいけないこと③:1回教えたら大丈夫と思ってしまう


後輩へ仕事を教えるときに絶対やってはいけないこと3つ目は、1回教えたら大丈夫と思ってしまうことです。
結論、1回で覚えられる新人はいません。繰り返し伝えていく中で、少しずつ身についていきます。
自分たちも新人時代は何度も同じことを聞いて、ようやく仕事を覚えたはず。
1度教えたことで安心せず、定着のための“反復”を前提に教えることが大事です。
例えるなら初日にシステム操作を一通り教えて、「もう覚えたでしょ?」と翌日から任せてしまうようなものです。
任された新入社員の彼、彼女は覚えれておらずプレッシャーを感じることでしょう。
対策としては初回説明のあと、数日おいてから「覚えてる?やってみようか」と練習や復習の機会を設けるのがオススメです。



“教えた”じゃなく“伝わった”がゴール。
確認と復習がカギだよ。
後輩へ仕事を教えるときに絶対やってはいけないこと④:新人の失敗の機会を奪ってしまう


後輩へ仕事を教えるときに絶対やってはいけないこと4つ目は、新人の失敗の機会を奪ってしまうことです。
結論、失敗から学ぶ経験を積ませないと、自ら考える力が育ちません。
「間違えさせたくない」「時間がないから自分がやった方が早い」という気持ちで、途中から介入してしまったり、全部を先輩がやってしまうと、新人は成長のチャンスを逃してしまいます。
例えるなら、見積書作成を任せるチャンスがあったが、時間面やミスが怖くて「代わりにやっとくね」と言ってしまうようなものです。
これでは経験値が低い状態で一人立ちになりかねません。
対策としては安全な範囲であえてやらせてみて、その後に一緒に振り返ることがオススメです。
致命傷にならない部分は最後までやらせてみて「ここは惜しかったね!次はこうしてみよう」と改善に導いていきましょう。



ミスは“ダメ”じゃなく“伸びしろ”!
失敗から自分で学べる新人に育てよう。
後輩へ仕事を教えるときに絶対やってはいけないこと⑤:1人で仕事を抱え込んでしまう


後輩へ仕事を教えるときに絶対やってはいけないこと5つ目は、1人で仕事を抱え込んでしまうことです。
結論、教育係のあなたが疲弊してしまうと、余裕を失い、良い教え方ができず、結果的に後輩も育ちません。
教育係を任せてもらいやる気があることはいいですが、「教育も自分の仕事も、全部完璧にやらなきゃ」と抱え込みすぎると、余裕がなくなってしまい、結果新入社員に対してイライラした態度や指導ミスにもつながってしまいます。
例えるなら新人の質問対応で手いっぱいになり、締切が迫る資料作成が遅れてしまい、遅れを取り戻すために残業が増えてしまうようなものです。
仕事やプライベート面が回らなくなり、余裕を失い自分もパンクしてしまうでしょう。
対策としては周囲に「今新人を見ていて少し時間が必要です」と伝えておき、定期的に上司に相談してサポートをもらうのがオススメです。
また自分ではなくても取り組める仕事に関しては断るなどチームで動く意識を持つことも大事です。



“教育”はチーム戦。
1人で頑張りすぎず、上司や周りを頼るのも立派なスキルだよ。
後輩との信頼関係の構築には安心感が大事!





後輩に仕事を教えようとしたときに「信頼関係って大事だな」と感じました。どんなことを意識すればいいのでしょうか?
結論、信頼は「安心して質問できる雰囲気」から生まれます。
「質問しづらい」「怒られそう」と思わせてしまうと、後輩は分からないことを抱え込んでしまい、ミスやストレスにつながります。
まずは「何でも聞いていいよ」「困ったら一緒に考えよう」というスタンスを見せましょう。
最初の段階で「わからなくて当然だよ、むしろ質問してくれた方が助かる」と一言添えるだけで、関係はグッと近づきます。
また日常の声かけや雑談も大事になってきます。
業務中の雑談や、始業・終業のあいさつ、昼休みのちょっとした声かけも、信頼関係を築くカギです。
「人として関心を持ってくれている」と感じると、心理的な壁が下がりやすくなります。
「週末何してた?」などの軽い話題から始めて、距離を少しずつ縮めていきましょう。
その他にも失敗しても大丈夫な仕組み作りもオススメです。
「失敗したら怒られる」と思っているうちは、後輩は安心してチャレンジできません。
むしろ「一緒にリカバリーしよう」「失敗も学びの一部だよ」という空気を作ることで、前向きな行動が増えていきます。
失敗してしまったときは、「大丈夫、これはよくあることだよ」「この経験から何を学べるかが大事だね」と伝えてあげると、信頼が深まります



教育係のあなたの振る舞い次第で後輩との関係性構築は変わっていくよ。
自分自身と部下との相性が合うかわからないと悩んだら?





後輩によって、教えやすい人と教えにくい人がいる…。
これって相性の問題なのでしょうか。
正直な話、どうしても人間同士相性はあります。
相性のいい人は教えやすいでしょうし、相性の悪い人であればずっとギスギスした状態で教えることになります。
ではどうしたらそのような環境を解決できるのか。
結論、「自分と相手の特性」を知るのが近道です。
人間関係のモヤモヤは、感覚だけで考えると堂々巡りになりがちです。
そんなときは、相性や行動傾向を“見える化”してくれる診断ツールを使ってみるのがオススメです。
オススメは「ミイダスのコンピテンシー診断」


ミイダスの「コンピテンシー診断」は、自分の得意な行動パターンや部下との相性を客観的に知ることができます。
上下関係適正という項目では部下としてのあなたのタイプ。上司としてのあなたのタイプがわかります。


自分の場合、上司としての立場では「指示指導型」「権限委譲型」のようで、部下に対してスケジュールを持って管理をし、信頼関係を築いて来たら仕事を任せて、干渉しない傾向があるみたいです。
そのため素直なタイプの後輩や、自主判断をしたいタイプの後輩は相性がよく教えることができるみたいです。
逆に「協調協力型」や「情報提供型」の子とは適合しにくいようなので、そういった子に対しては周囲を頼りながら教えていくのが良いかもしれません。
自分の診断結果を知ることで、
- 「この人は自分と違って慎重派なんだ」
- 「だから意思決定に時間がかかるのか」
など、違いを受け入れるヒントになります。



ぜひ自分を知り、部下との相性を確認してみましょう!
\無料で診断!/
まとめ:後輩へ仕事を教えるときに絶対やってはいけないことを知っておこう!


今回は教育係になった若手社員のあなたに向けて、後輩へ仕事を教えるときに絶対やってはいけないことを紹介しました。
後輩へ仕事を教えるときにやってはいけないことは、結論次の5つです。
- 応用編から教えてしまう
- 一方的に教えてしまう
- 1回教えたら大丈夫と思ってしまう
- 新人の失敗の機会を奪ってしまう
- 1人で仕事を抱え込んでしまう
教育係には、「新人が安心して学び、自分の力で行動できるようになるまでのサポート役」になることが求められています。
仕事のやり方を教えるときも、「こうやるんだよ」と一方的に伝えるのではなく、「なぜそうするのか」「どんな場面で応用が効くか」を含めて教えることが必要です。
しっかり基礎基本を押さえて、対話を通しながら仕事を伝えていきましょう。



優秀な仲間ができればあなたもより良くなれるよ!


1位 | 2位 | 3位 |
---|---|---|
![]() ![]() ASSIGN キャリア診断 | ![]() ![]() ミイダス コンピテンシー診断 | ![]() ![]() Re就活 適職診断 |
最短3分 価値観や適職 キャリアがわかる! | 職務適性 ストレス要因 がわかる! | 気軽に自分の 適職や価値観 がわかる! |
無料 | 無料 | 無料 |
約3分 | 約20分 | 約5分 |
診断はこちら! | 診断はこちら! | 診断はこちら! |
コメント